お笑い芸人、狩野英孝(36)が20日、都内で「東北・みやぎ復興マラソン2018」(10月13、14日、主催・仙台放送ほか)の発表会見に出席した。福田淳一前財務次官のテレビ朝日女性記者に対するセクハラ問題について質問されると「正直、他人様のことについて語ることはできない」と話した。狩野は昨年、1月から6月まで女性問題で芸能活動を自粛していた。

 この日、昨年に次いで2回目になる今年の大会で、マジシャンのマギー審司(44)とお笑いコンビたんぽぽ白鳥久美子(36)、フジテレビ笠井信輔アナウンサー(55)がフルマラソンを走ることが発表された。昨年、完走した鳥居みゆき(37)が「昨年は『頑張らなくちゃいけないのは謹慎した狩野なのに、なんで私が』と思いながら走っていた」とメッセージを寄せると、宮城出身の狩野は「僕は宮城が大好きなんですけど、どうやら片思いのようです。でも、『TBS感謝祭』で赤坂5丁目マラソンを走ったことがあるので、ランナーの気持ちは分かります」。すかさずサンドウィッチマン伊達みきお(43)に「そんなの3キロくらいだろ」と突っ込まれた。

 福島県郡山市出身の白鳥は「マラソンは5回目だけど、同じ東北人として福島の人の思いも背負って走ります。できれば5時間40分の自己記録を更新したい」。マギーは「基本的にはサンドウィッチマンのむちゃぶりから」。伊達と富沢たけし(43)は「我々だって走りたい。だけど当日はライブがあるから無理」とはねつけた。

 笠井アナは5キロを走る予定だったが、急ぎ、フルマラソン挑戦を決意した。「『とくダネ!』を20年やっていて、毎朝2時に起きています。家族からは、体を壊すから、走るんなら『とくダネ!』を辞めてって言われてます。翌日の『とくダネ!』を休むわけにはいかないので、しっかりトレーニングを積んで走ります」と話した。

 10月13日に車いすジョギングと親子ペアラン、15日に5キロとフルマラソン。フルマラソンはBSフジと仙台放送で生中継される。