沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で21日、女優栄倉奈々(30)と安田顕(44)が、ダブル主演映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(6月8日公開)の舞台あいさつに出席した。

 原作はヤフー知恵袋に投稿された「家に帰ると妻が毎日死んだふりをしている」という相談を元にしたコミック。

 栄倉は「一般の方に見てもらうのは今日が初めてなんです。とても映画のタイトルの長さではないと思いましたが、ヤフー知恵袋にあった質問が元になっていると聞いて、とてもユニークな企画だと思いました。タイトルからは想像も付かない、メッセージがある。そこは共感できました」と笑顔を見せた。

 映画の中で栄倉はドラキュラ、ツタンカーメン、落ち武者など15変化の死んだふりを披露している。安田は「夫婦愛が描かれていて、感じるところがあった。でも、僕だったら無視して、3年目で離婚でしょうね」。李闘士男(53)は「夫婦にしろ、友人にしろ、今はほとんどの人がコミュニケーションを取れない。不器用な夫婦ってすてきだなと思いました」と話した。