韓国女性アイドルグループKARAの妹分で6人組のApril(エイプリル)が21日、日本デビューのマスコミ向けイベントを東京・豊洲PITで開いた。ピンクのミニスカ衣装でそろえ、美脚をのぞかせながら登場。25日に発売するデビューシングル「TinkerBell(ティンカーベル)」日本語版を初披露し、抽選で招待されたファンを喜ばせた。

 同曲は、韓国で2016年4月に発売された2枚目のミニアルバムのタイトル曲。日本語で歌った感想を聞かれ、最年少のジンソル(16)は「韓国語版より、もっとかわいくなった感じ」と話した。

 アニメ映画の主人公で知られる妖精を曲名にし、メンバーは妖精をイメージした衣装で活動。少女が恋する気持ちを爽やかに歌い上げ、韓国でヒットした。記者から「自分を『○○妖精』という言い方で自己紹介してください」と頼まれ、ナウン(18)は「セクシー妖精です」と笑顔。客席を盛り上げた。

 6人の所属事務所はKARAと同じで、チェギョン(21)は14年に新メンバー候補で結成したアイドルグループ「Baby KARA」の一員だった。「KARA先輩と一緒にレッスンを受けたのは、いい思い出です」と振り返った。

 6人は今月末まで日本に滞在。都内や川崎市内、千葉・幕張でリリースイベントを続ける。