歌手の泰葉(57)が、イラン人の会社社長メィヒディ・カーゼンプール氏(36)との婚約を解消することを発表した。

 泰葉は23日、YouTube動画を公開。「このたびは私はお付き合いをしておりました、そして婚約をしておりましたメィヒディ・カーゼンプールさんとお別れというのでしょうか、お友達としてお付き合いしていくことになりました」と破局を発表した。

 破局に至った原因は、自身の新曲「深愛のmythlogy」のジャッケット写真に対し、メィヒディ氏から「僕はこの写真が気に入らない。変えてくれ」と言われたことがきっかけだという。泰葉は同作品は「納得できるものだった」といい、「まだ夫でもなく、音楽スタッフでもない」というメィヒディ氏に意見されたことに「何かが崩れる思いがした」とショックを受けたことを明かした。

 また、メィヒディ氏が仕事の都合から、カナダ・バンクーバーに永住することになり、そちらで一緒に暮らすことを求められていたというが、「日本での音楽活動が難しくなる」と感じ、「主婦と音楽をてんびんにかけられない」と迷いが生じたようで、「音楽で全うする、それが私の天職」との思いから破局を決意するに至ったという。

 メィヒディ氏に対しては「これからもお友達でいたい。またお目に掛かりたい」と語り、最後は「メィヒディさん、本当にありがとうございました」と英語と日本語でメッセージを送った。

 泰葉は昨年春にフェイスブックでメィヒディ氏と知り合い、ビデオチャットするなどの交際に発展。同7月ごろには婚約の意思が固まり、同9月には来日中だった同氏とともに都内で婚約会見を行っていた。