Dream Ami(29)が大阪市内で日刊スポーツの取材に答え、ソロ6枚目のシングル「アマハル」(18日発売)をPRした。出会いと別れが交錯する季節ならではの切ない歌詞だが、「すごく共感できます。春はセンシティブな季節だと思う」。例えば、学校のクラス替えなど誰もが経験のある情景を浮かべながら、「グループの中で必ずしもみんなのテンションについていけないことってありますよね。自分も順風満帆に見られていますが、悩んでいたときもある」。それでも夏へ向けて「ゆっくりとね 好きになってね」と、前向きな恋心を歌っている。

 カップリング曲「ノーアイデア」は自らが作詞した。「サイダーとかビー玉とか、自分が子どもの頃の懐かしい言葉をちりばめたら、90年代の恋愛ドラマみたいな世界観ができた」と話すように、優しい恋心を描く1曲となった。

 E-girlsを昨年7月に卒業、ソロツアーも成功させ波に乗る。今春から単独MCのラジオ番組「Dream AmiのHappy-Go-Lucky☆」がスタート。全国JFN系列16局でオンエアが始まった。「1人はプレッシャーです。言葉が出て来ないとき、あれとか、それで何とかごましています」と話すが、自ら挑戦と捉え、前向きな春を迎えた。「そういえば今年は大阪に帰省したとき、家族で桜を観に行きました。万博公園にシートを敷いて、お弁当を食べて」と語る笑顔が輝いていた。

 新作はCDのみとDVD付き、限定商品の3形態でリリース。DVDには昨年行ったファースト・ソロツアーのライブ映像を収録。詳細は公式サイト(http://ami-ldh.jp/)を参照。