大橋未歩アナウンサー(39)が、くりぃむしちゅー有田哲平(47)がMCを務めるTBS系「テッペン!『有田哲平の夢なら醒めないで』」(火曜午後11時56分)に、5月1日放送回からMCとしてレギュラー出演することが24日、分かった。17年12月にテレビ東京を退社してフリー転向後、初のレギュラー番組となる。有田とMCでタッグを組むのは、2008年~2010年までテレビ東京系で放送された「アリケン」以来、約8年ぶり。

 番組は、ゲストが思い描く理想と現実をビジュアル化し、その裏に隠された本音に迫るトークバラエティー。5月1日放送回は「地方出身! 女子アナとして生きる女SP」と題し、元地方局アナウンサーやフリーアナウンサーが登場し、キー局の女子アナへの嫉妬、女子アナとしてのプライドや、日々の絶え間ない努力などを赤裸々に語る。

 大橋アナは収録を終え「『バラエティーってこんな感じだったな』って思い出しました」と口にした。その上で「以前、有田さんとレギュラー番組をやらせて頂いていた時は、ほぼおふざけみたいな感じだったので、有田さんがMCとして仕切っている姿はほぼ見たことがなかったのですが、この番組で目の当たりにして、さすがの一言でした。有田さんは“ダメ学級の先生”のような方と占い師のしいたけさんが仰っていたのですが、まさにその通りだなと思いました」と有田の手腕を絶賛した。

 大橋アナは、フリー転向後、初の収録を行った番組もTBS系の「明日は我がミーティング」で、MCも有田だった。ゲスト出演だった当時、MCとなった今回を比較して「ゲスト出演するよりも、MCの方が今までの延長線上としてやっていけるし、隣に有田さんがいてくださったので緊張などはしなかったのですが、出演していたゲストの方の個性が強すぎてエネルギーを吸い取られたような気がします。芸能界で生きていくのってすごく大変だなと、今更気づかされました」と笑った。

 初収録で印象に残ったことは? と聞かれると「地方出身の女子アナウンサースペシャルでしたが(フリーという意味で)私もこの方たちと同じ土俵に上がったんだ、と改めて実感しました。どこまでも前に行く“前のめり感”というのを忘れていたので思い出さなきゃと思いましたね。見習わなければと思うところがたくさんありました」と語った。

 大橋アナは「明日は我がミーティング」に出演した際、「アリケン」でタッグを組んでいた当時、有田から「あだ名でババアと呼ばれていた」と明かした。一方で「あれから数年経ちお互いに本当に年を重ねて共演できていることが感慨深くうれしかったです。本物の爺と婆になれるくらいまで、一緒にお仕事が出来たらと心から思います」と今後の共演を熱望したが、タッグを組んでのMCという形で早くも目標が実現した。