TOKIO山口達也(46)が26日、都内で会見を開き、今年2月に都内の自宅マンションで、女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁から強制わいせつ容疑で書類送検された件を謝罪した。
山口は取り調べされるまで、自らの行為が犯罪にあたると認識していなかったと語った。さらに質疑応答の中で、報道されなければ活動していたのか? と聞かれ「活動するにしても、事務所と相談していたと思います」と答えたことに対し、「隠蔽(いんぺい)か?」と追求される一幕もあった。主な一問一答は以下の通り
-相手が高校生だということは?
山口 もちろん、知っておりました。
-女性に厳しい言葉をかけたことは?
山口 それはないと思います。
-警察に事情を聞かれるまでは、自身の行為を(犯罪だと)認識していなかった?
山口 そういう事件性があるものだとは思って…そこまでは。
-誰に報告した?
山口 メンバーにも誰にも伝えておりません。代理人の方とお話しして、会社と自分と話し合っています。
-メンバーへの思いは
山口 一言では言えないんですが…城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也…そういうメンバーで23年間、同じ方向を向いて走って参りました…人生の半分、彼らと一緒に戦ってきて、助けて助けられてTOKIOはここまでやってきました。私のこういう身勝手な件で、彼らがどれくらいつらい思いをしているのか、どういう思いで過ごしているのかと考えると、どうしていいか分からないですけど…彼らがいて、私がいるので、甘い考えかも知れませんが、怒ってくれるのも、彼らくらいしかいない年にもなったので、彼らを信じて、もし待っていてくれる私の席がそこにあるなら、またTOKIOとしてやっていけたら。本当にすみません。
-報道がなければ活動は続けていたのか?
山口 活動するにしても、事務所と相談していたと思います。
-つまり事務所は、隠せるなら隠蔽(いんぺい)したということか?
山口 隠蔽(いんぺい)というのはないです。
-ご本人に謝罪できた?
山口 事務所の方と一緒に…もちろん、私は直接、お話は出来ないと思いますし。
-報道前に、いつかは言うタイミングを待っていた?
山口 ちょっと分からないです。
-被害届は取り下げられた
山口 もう取り下げられました。
-書類送検の際に「厳重処分」と重いものがついている
山口 それについて、私は…。
-被害者の親の文書に「心の傷」とあった
山口 保護しなければいけない大人が呼び出して、被害に遭わせてしまった。簡単に心の傷という一言では済まされないこと。『うちに来れば?』と言って(女子高生が)断れなかったのもあると思うし、未成年の女性からしたら、やっぱり大人の男性は怖かったのかな…もしかしたら一生、忘れられない出来事だったのかなと考えると、本当に申し訳ないなと思います。
山口は隠蔽(いんぺい)するつもりはなかったことを強調した。