足立梨花(25)が13日、主演映画「キスできる餃子」(秦建日子監督、6月22日全国公開)をPRする「キスできる餃子宇都宮号」の一日車掌を務める。

 この日午前、東京・JR上野駅で出発前にイベントを行った。JR東日本の白い制服に身を包み登場すると「これを着ると『ちゃんとしなきゃ』と背筋が伸びる感じです」。ややクリーム色の入った制服に「ちょっとギョーザっぽいですね?」と笑顔を見せた。

 夫に浮気されシングルマザーとなった主人公が地元宇都宮に帰り、実家のギョーザ店を再建しながら恋に仕事にまい進する物語。新たな恋のお相手をBOYS AND MENの田村侑久(27)が演じる。足立は「ギョーザを食べたくなるし、宇都宮に行ってみたいと思ってもらえる映画です」とPRした。

 劇中でギョーザ店の娘を演じるにあたり、クランクイン前には宇都宮でギョーザ作りを学んだという。「皮から作るレシピをもらった」といい、「家でもやりました。1回目は強力粉を薄力粉でやってしまって、やわらかくなっちゃった。失敗したんです」と笑って明かした。

 足立が一日車掌を務める「キスできる餃子宇都宮号」はこの日、事前募集の乗客を乗せて上野~宇都宮間を往復する。足立は車内アナウンスや切符の確認作業などを行う。またJR宇都宮駅では一日駅長も務めるという。