日大出身の落語家立川志らく(54)が、母校アメリカンフットボール部の内田正人前監督(62)と井上奨コーチ(30)が行った会見に、「こんなふざけた会見はない」と切り捨てた。

 24日放送のTBS系「ひるおび!」は、前夜に急きょ開かれた日大指導者による記者会見を取り上げた。内田前監督らは日大選手が悪質な反則で関西学院大の選手を負傷させた問題で、反則プレーの指示を否定。そのほかにも、日大選手が22日の会見で語った内容を否定する発言が相次いだ。

 志らくは、「昨日のお二方の顔は悪い顔をしてますよね。嫌な顔をしてる。この期に及んでまだ選手が誤解していたと言い張る。コーチに責任をなすりつけて辞めさせて、前監督は謹慎はすると言ったんだけど、とどのつまりはほとぼりが冷めたら自分の役職に戻ろうという魂胆」と私見を述べ、「こんなふざけた会見はないですよね」と批判した。

 また、当該選手以外の日大アメフト部員に向け「スポーツマンなら全員、公の場に出てきて、何があったのか言うべき。何があの時、指示されたのか、みんな選手たちは知ってるはずなんだから。それで宮川選手を助けてあげないと」と呼びかけ、「それをしないんだったらこのままおそらくアメフト部は終わりです」と忠告。母校の対応に「もう日大出身って言わないことにしよう。みっともないもん」とボヤいた。

 さらに志らくは、同大に危機管理学部が設置されていることに触れ「笑い話でしょ?」と冷笑。「何やってんだ、みっともない。大人たちがこんなに恥ずかしい……これでよく教育者だなんて言えますよ」と不快感をあらわにした。