福山雅治(49)が27日、東京・大阪両ドーム公演の最終公演を東京ドームで行った。東京ドーム公演は4年ぶり。冒頭で「圧倒的なドーム感と圧倒的なファイナル感でお届けします」とあいさつした。

 「01年に初めてドームに立ちました。あれから17年。お互い元気で良かったですね」とファンに呼び掛けた。さらに「あのころは若気の至りで、演奏に落ち着きがなかったけど、今はあのころの私と違うんです。センターステージのど真ん中で、ギター1本であなたに歌を届けられるようになりました」と感慨深げな表情。初のドーム公演のオープニング曲を披露すると、集まった4万5000人から歓声が上がった。

 今月19、20日に京セラドーム大阪、前日26日と27日に東京ドームで、計4公演を開催。16万人を動員した。この日は約3時間にわたり、ドーム公演で初披露となった日本テレビ系連続ドラマ「正義のセ」(水曜午後10時)の主題歌「失敗学」やヒット曲「IT’S ONLY LOVE」など25曲を披露した。

 また、アンコールで「Peach!!」を披露した際、毎年恒例の年末ライブ「冬の大感謝祭」を、今年もパシフィコ横浜で開催すると発表した。福山は告知がつづられたお尻型お面をお尻に付け、Tバッグ部分をずらして、告知部分を指してアピール。「ヒップで(年末ライブ開催を)告知するとは。新しい広告の仕方を提案させていただきました」と照れ笑い。さらに「今年はまだまだ終わらないですよ。始まったばかりです」と、笑顔で観客に呼び掛けていた。