お笑いコンビ千原兄弟の千原せいじ(48)が、レスリング女子のパワハラ問題で日本協会強化本部長を辞任した栄和人氏(57)と会食したことを明かし、「世間の人が言うてるようなイメージとは違う」と印象を語った。

 17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」は、栄氏が14日に東京・駒沢体育館で開いた記者会見の模様を取り上げた。また、栄氏は同体育館で始まった全日本選抜選手権で現場復帰し、試合をスタンドで見守ったが、なぜか千原が栄氏の隣の席で観戦していたことが報じられ、話題になっていた。

 千原はその日、レスリング協会と関係のある友人から、栄氏も同席する食事に誘われていたという。初対面の栄氏に「嘘ついて入院したでしょ?」と直球の質問をぶつけたというが、「『ほんまにしんどかったんや』ってむっちゃ小さい声で言った」と栄氏の反応を明かし、「あれ、これほんまに体悪くしてたんやって思った」と語った。

 さらに千原は「人生において一番倒れたらアカンときに倒れたな」とチクリと刺したというが、栄氏は「はぁ…」とため息をついてうなだれていたといい、「全然、思ってた人とちゃうやんって思った。世間の人が言うてるようなイメージとは違う」と印象を語った。