「劇場版 ウルトラマンジード」のグランドフィナーレ舞台あいさつが23日、都内で行われ、7月7日から始まる新作「ウルトラマンR/B(ルーブ)」(テレビ東京系、土曜午前9時)へバトンタッチした。「-ジード」の浜田龍臣(17)小沢雄太(32)、「-ルーブ」の平田雄也(25)小池亮介(22)の4人が登壇。浜田はファンからの惜しみない声援に、3月の舞台あいさつに続いて再び涙を流した。

 「-ジード」テレビ版放送開始から約1年、この日の舞台あいさつをもって、同作関連のプロモーションは一区切りとなる。浜田は「ちょっと寂しい」と本音をこぼしながらも、「ウルトラマンになったから、今後の人生もずっとウルトラマンであるわけじゃないですか。(演じた)朝倉リクとして地球のみんなを守るために、何歳になっても頑張りたいと思います。80年後とか。ギリギリまで踏ん張っていきたいと思います」と話して盛り上げた。

 「-ルーブ」では、シリーズ初の兄弟ウルトラマンが主人公となる。緊張気味に登場した平田と小池に、浜田は「兄弟ってうらやましい。家族って大切なものだと思うんです。兄弟であることを胸に刻んで、信じ合って頑張ってください」とエールを送った。

 舞台あいさつの最後には、ファンからの「リク君ー!」という大声援を浴びて、「おかしいなあ、泣く予定じゃなかったんだけどなあ」と号泣した浜田。「1年3カ月を通して何倍にも成長することができました。これからの自分にとってかけがえのないもにになっていくと思います。濃密な1年3カ月でした。まだまだ人生長いですから、これからも頑張っていくので、見守っていてください」と話して、ウルトラマンにいったんの別れを告げた。