歌手MISIA(39)が、綾瀬はるか(33)主演のTBS系新ドラマ「義母と娘のブルース」(火曜午後10時、10日開始)の主題歌を担当することが4日、分かった。ボーカルグループ「GReeeeN」が作詞作曲した「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」(8月22日発売)で、異色のコラボレーションも実現した。

 98年に「つつみ込みように…」でデビューし、今年で20周年。記念イヤーは新しいことに挑戦をしていくという思いから、初のコラボが実現した。HIDEがコーラスとしても参加し、ミディアムテンポのラブソングに仕上がった。

 これまでDREAMS COME TRUEや布袋寅泰とのコラボはあったが、いずれもMISIAが作詞を担当しており、楽曲そのものをアーティストから提供されたシングル表題曲は初めて。MISIAは「たくさんの“アイノカタチ”に寄り添い、大切な人に『あのね、大好きだよ』と伝えるお手伝いが出来るよう心を込め歌いました」。

 HIDEも「すばらしいMISIAさんの歌声と、(編曲の)亀田(誠治)さんが作り上げてくださった『アイノカタチ』が、誰かの何かになればと思います」とコメント。

 同ドラマは、綾瀬演じるキャリアウーマンが、娘を持つ男性(竹野内豊)からプロポーズを受け結婚し、母親になろうと奮闘する物語。同局飯田和孝プロデューサーは、起用について「いろいろな一生懸命の愛が詰まった作品の主題歌として、シンプルに愛の歌が欲しいと思った。それをイメージした時にMISIAさんが浮かびました」。綾瀬主演のドラマでMISIAが主題歌を担当するのは、同局系「JIN-仁-」(09年)の「逢いたくていま」以来、2度目となる。