女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の10日に放送された第86話の平均視聴率が22・3%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、100円ショップ大納言の周辺では翌日の学校の運動会を控え、店長の田辺(嶋田久作)の指示のもと、鈴愛(永野芽郁)と涼次(間宮祥太朗)があわただしく働いていた。しかし、忙しさのピークを迎え突然、田辺が大納言から姿を消してしまった。そこへ都合よく東京から草太(上村海成)がやってきた。晴(松雪泰子)から指令を受けていた草太だったが鈴愛にレジを手伝わされた。涼次と草太のイケメン2人が加わり、店には女子高生らの客も増えたが、どうにかピークを乗り越えた。一息つき、鈴愛は草太から涼次をたまに目で追っている事を察知され「あの人のこと好きなの?」と言われ動揺した、という内容だった。