奥田民生(53)斉藤和義(52)トータス松本(51)ら全員50代の大物ミュージシャンが新バンド「カーリングシトーンズ」を結成することが10日、分かった。

 寺岡呼人(50)のソロデビュー25周年記念企画で、寺岡、奥田、斉藤、トータスのほか、浜崎貴司(53)YO-KING(50)の6人で構成。バンドでは、寺岡シトーン、奥田シトーン、斉藤シトーン、トータスシトーン、浜崎シトーン、キングシトーン名義で活動する。9月23日に東京・Zepp Tokyoでデビューライブを開催する。

 トータスは結成の経緯を「LINEのグループがあって、5年くらい普段から連絡を取り合っていて、いずれこうなったら楽しいなと思っていたら、寺岡シトーンがみんなをあおった形になった」と説明した。

 6人全員の演奏パートは幅広い。全員がボーカル&ギターを担当。その上で、奥田、斉藤、キングはベースとドラム、寺岡はベースとキーボードも担当する。また、全員が曲作りを行い、それぞれ持ち寄ったオリジナル曲は10曲に及ぶ。そのうち何曲かが、デビューライブで披露される予定。キングは「芸達者な皆さんとごちゃ混ぜになりながら、楽しいライブとか、オリジナル曲もできたらいいかなと思います」と意気込んだ。CD発売は未定。関係者によると、一夜限りのバンドではなく、今後もバンド活動を継続していく。

 「カーリングシトーンズ」を命名した奥田は「たまたま全員カーリングの経験者で(笑い)」と冗談交じりに明かしており、独特のセンスで命名したようだ。また、浜崎が「(ライブで)『もぐもぐタイム』を入れようかと考えている」と提案。浜崎は「さばずし」、キングは「ひねり揚げ」、トータスは「黒糖ドーナツ棒」、斉藤は「皿うどん」、奥田は「イカフライ」、寺岡は「チョコ」と、好みに応じた「もぐもぐタイム」をアピールしていた。