「BLEACH」などの作品で知られる漫画家の久保帯人氏が、同漫画の実写映画についてコメント。制作には大きく関わっていないことを明かした。

 福士蒼汰が主演を務める実写映画「BLEACH」は、20日より全国公開。封切りが迫った14日、久保氏はツイッターで直筆メッセージを公開した。

 久保氏によると、佐藤信介監督による解釈を楽しむために、また、連載終盤に向けて立て込んでいるタイミングと重なったために、実写映画「BLEACH」の制作には自身はあまり大きく関わっていないそう。

 そのかわり伝えた要望が、「キャラクター同士の距離と関係性を原作から変えないこと」と「キャラクターの感情と行動に齟齬をきたさないこと」の2つだった。

 久保氏は、「正直、完成品を観るまでは『気に入らなかったらコメント書かないよ』と言っていました」と明かした上で、「コメント書けて良かった」と実写映画の出来に太鼓判を押した。