元サッカー日本代表でタレントの前園真聖(44)が15日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演し、ワールドカップ(W杯)ロシア大会期間中の自分の解説などについて「意外と評判がいいんですよね」と自画自賛した。

 大会期間中、各局の情報番組やスポーツ番組に数多く出演した。時にユーモアを交えた語り口調や、理路整然とした解説の内容などが「分かりやすく、主婦層にも人気で、各局で前園争奪戦が起きた」「W杯解説者で独り勝ち」などと一部で報じられた。

 前園はこの日、自分を称賛するネット記事を、次々にリツイート(引用して発信)していることを指摘されると、「うれしさが出ちゃって、リツイート、リツイートになりました」と答えた。さらに「4年前、僕はW杯の大事な時期に、お仕事がちょっとできなかったんですよ。あることがあって。まったく自分のことなので、あれなんですけど」と、酒に酔ってタクシー運転手に対する暴行で逮捕された不祥事で、ブラジル大会では仕事がなかったことをあらためて明かした。

 今大会は日本代表が1次リーグを突破するなどの追い風もあったが、そのキャラクターが視聴者や番組関係者に支持された。この日の「ワイドナショー」では、ダウンタウン松本人志(54)や東野幸治(50)に水を向けられると、「4年たって、お仕事をさせてもらって、意外と評判がいいんですよね。うれしくて、迷いなくリツイートしていました」と答えていた。