田中圭(33)が17日、都内で行われた麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ「Mリーグ」に登壇した。

 芸能界きってのマージャン好きで知られる田中は、登壇すると「学生の時からやっていて相当、好き。すごく記念すべき日に呼んでいただいたのをうれしく思います」とあいさつした。

 マージャンとの出会いは小学3年生の時だったという。当時、ゲームセンターには、はやりの格闘ゲームが並んでいたが、マージャンゲームだけ唯一、20円でプレーでき「負けない限り続くから」という理由で始めたという。誰もやらないマージャンゲームをやる密かな楽しみは「勝つと、コンピューターの女の子が洋服を脱ぐんですよね。何だ、このゲームは? と思って、ずっとやっていた」と言い、会場を笑わせた。プレーする中で、ボタンを押しても上がれない時があり「小学3年なりに考えまして、1年くらいかけて覚えました」とルールを勉強したと振り返った。

 テレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」で人気が沸騰し、写真集の増刷が相次ぎ、雑誌の表紙にも多数、掲載されるなど再ブレイクしている。今の状況について聞かれると「おっと! ありがたいとは思いますけど、自分自身は変わらず、やれることを淡々とやっていくだけ…感謝はあれど、それくらいです」と照れ笑いを浮かべた。質疑応答で現状をマージャンに例えて、とリクエストされると「ずっと普通にマージャンを打っていたのに、ある時、パッて配牌を開いたら三面単(騎待ち)みたいな。どうしようかなぁ…みたいな。鳴いて確定させようかな…って分かります?」と言い、笑った。

 田中とともに登壇した本郷奏多(27)もマージャン好きで知られ、マージャンをテーマにした福本伸行氏の漫画を原作にしたドラマ「アカギ」に主演している。田中と同じリクエストに「僕は特にいい配牌も来ず、何とか飛ばないようにキープしている状態ですかね、ここ15年は」と言い、取材陣を笑わせた。【村上幸将】