滝沢秀明(36)が、来年WOWOWプライムで放送する「連続ドラマW 孤高のメス」に主演し、外科医役に初挑戦することが17日、分かった。「医師役を初めて演じさせていただくことになりました。新たな挑戦を前に気を引き締める思いと同時に、喜びも感じております」と話している。

 原作は、現役の医師でもある作家、大鐘稔彦氏が発表し、シリーズ累計160万部を突破している「孤高のメス」。臓器移植がタブー視されていた80年代後半を舞台に、米国帰りの外科医、当麻鉄彦(滝沢)が、地方の民間病院に赴任。「地方でも大学病院と同じレベルの治療が受けられるべき」という信念のもと、あらゆる難手術に挑み、患者たちの命を救っていく。日本初の臓器移植手術を前に、旧態依然とした医療体制との戦いにも挑む。

 今年9月から始まる撮影を前に、滝沢は手術シーンの手さばきなどを学んでいく予定。原作者大鐘氏とも顔合わせし、直接「医師」として指導も受けることも検討されているという。「しっかりと外科医としての手さばきを身につけて撮影に臨み、骨太の作品に華を添えられたらと思います」と意気込んでいる。