陸上十種競技の元日本王者でタレントの武井壮(45)が、ボクシングやレスリング、アメリカンフットボールなど日本のアマチュアスポーツ界で指導者らの不祥事が相次いでいることを受け、「コーチとか監督とかいう呼び名撤廃してサポーターとチーフサポーターにしたらいいと思うわ」と持論を展開した。

 今年に入ってから日本レスリング協会の栄和人前強化本部長のパワーハラスメントや、日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督による選手への悪質タックル指示、日本ボクシング連盟山根明会長をめぐる不正判定疑惑など、スポーツ界が揺れに揺れている。

 武井は8日更新のツイッターで、「スポーツ界さあ、指導者問題しょうもない、そもそも私の指導のおかげで選手が成長した、というなら伸びないヤツらも全員貴方のせいなのよ」と指摘。「伸びなかったら私の責任、伸びたら選手の頑張りと言える器量持とうぜ。コーチとか監督とかいう呼び名撤廃してサポーターとチーフサポーターにしたらいいと思うわ」との考えを述べ、ファンから賛同意見が相次いだ。