腰痛で都内の病院に入院したタレントの大竹まこと(69)が手術を受け、成功して退院したことが13日、分かった。同日、パーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜午後1時)の冒頭で発表された。番組には15日に復帰する予定だ。

 この日、番組にはコンビを務める太田英明アナウンサーと、月曜パートナーの漫画家・倉田真由美氏らが出演。太田アナが「朗報がありまして、手術は無事成功、退院しまして。おそらく、この番組には水曜日にお戻りになります。ほぼ間違いなく、復帰できるということで本当にひと安心」と、大竹の番組への復帰を報告した。

 大竹は6月中旬から腰痛を訴え、3度のブロック注射を打つなどし、放送中は東京・浜松町のスタジオに布団を敷き、マイクを床に置いてトークを続けてきたが、7月19日に都内の病院に緊急入院した。一時は治療を受けながらスタジオに通って生放送を続ける意向だったが、医師から禁煙、糖質制限を伴う食事療法で完全治療を目指すことを進言され、同20日の放送から番組を休養。6日からの復帰を検討していたが、手術に踏み切った。

 「大竹まこと ゴールデンラジオ」は、07年5月の放送開始以来、同時間帯の聴取率でも長くトップの座を守る同局の看板番組で、大竹がこれほど長く休養したことはなかった。放送12年目を迎えて、局側としては完治して再スタートすることを願っていた。