歌手の藤井フミヤ(56)が、1990年に首都高速道路を走行中に運転していた車が炎上した事故を振り返り、当時の裏話を明かした。

 藤井は13日放送のTBS系「ビビット」にVTR出演。20年来の付き合いがあるというTOKIO国分太一とトークや料理、音楽セッションを繰り広げた。

 藤井は16歳で知り合った夫人と27歳で結婚したが、結婚を決意するきっかけとなったのが当時の事故だったという。藤井は両親と当時結婚前だった夫人を載せた車で首都高を走行していたところ、突然、車から出火し、炎上。その直前に全員が車から降りたため無事だったが、マスコミが押し寄せる騒ぎとなった。その当時のVTRもオンエアされた。

 交際中の女性と両親が一緒だったことから「結婚の話か」と瞬く間にうわさになり、「そうしたらウチのマンションの周りにNHK以外、全社来たの。囲まれちゃった」という。マスコミ対応に悩んだ藤井は「どうしようと思って、『結婚するか』って」と結婚を切り出したと明かした。

 現在も夫人とはひんぱんに2人で外食を楽しむなど仲が良いという。「ケンカはたまに。一番もめるのは女性問題。ケータイが鳴った瞬間に女の名前が出るとかあるじゃん」とぶっちゃけて笑いを誘った。