女優葵わかな(20)が15日、都内で、公開中の主演映画「青夏 きみに恋した30日」(古沢健監督)の舞台あいさつを共演の古畑星夏、久間田琳加、秋田汐梨、挿入歌を歌う井上苑子と行った。夏休みの間、田舎で過ごすことになった都会育ちの女子高生と地元の男子高生の恋物語。

 葵は「公開から約2週間たって、妹や同級生から見たと言ってもらえ、同世代の方には親近感があって楽しんでもらえたようでうれしかったです。あと、母とか大人にも面白かったと言ってもらえてうれしかったです。若い子が見る映画と思っていたら大人も見てくれていてうれしいなと思いました」とあいさつした。

 会場では観客から登壇者への恋愛相談コーナーも。「追う恋と追われる恋のどちらが幸せか」との質問に、葵は「将来、結婚とかを考えているなら追う恋に身を投じていないで、追われる恋を選んだ方がいいと思いますが、もし高校生とか、これから大人になっていく人は、追っても将来に響かないと思う。年を考えよう」と現実的な恋愛観を示していた。

 最後は「夏はまだ終わらないぞという気持ちでたくさんの人に見てほしい。夏を楽しんでほしい」と呼びかけていた。