米ロックバンドのエアロスミスが来年、ラスベガスで長期公演を行うことを発表した。ショーのタイトルは「Deuces Are Wild」で、来年4月よりラスベガスのパークMGMリゾートのパークシアターにて開始するという。

 米NBCニュースによると、スティーブン・タイラー(70)は15日、ニューヨーク市内で開催されたサマー・コンサートのステージで、「ベガスで公演をやることにした。ビバ、ラス・エアロスミス!生の俺たちを見せたい。いつもと変わりはないが、今までの公演で使用できなかった特殊効果を使う機会もあるだろう」と語ったという。

 グラミー受賞プロデューサー、ギルス・マーティン氏製作による公演では、バンドのレコーディング・セッションで収録した未公開ビデオやオーディオも披露するという。

 ギタリストのジョー・ペリー(67)は、「この公演では、我々が普段のツアーではできないことをやりたい。エアロスミスの真髄を見せることはもちろんだが、これまでできなかったことを盛り込みたい」と語っている。

 ラスベガス公演は現在のところ、来年4月、6月、7月で18公演が予定されている。ファンクラブ会員には16日から前売りチケットの発売が開始となり、一般チケットの発売は24日より開始となる。(ニューヨーク=鹿目直子)