女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の16日に放送された第118話の平均視聴率が21・5%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

 これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)に絵を描いてもらった花野(山崎莉里那)は、律に見せようと家に行き、鈴愛から教えてもらった笛で呼び出した。それは昔、鈴愛が小さいときにやっていた方法で、律は昔に返った感覚になり「時代をワープしたのかと思った」と振り返った。つくし食堂2号店の開店準備が進む中、何かに名前をつけたことがなかった仙吉(中村雅俊)は、新しく出す2号店の名前のアイデアを花野にだけ打ち明けた。その後、花野と昼寝していたが、ひ孫の体温を感じながら亡くなった。88歳の大往生だった、という内容だった。