女優寺島しのぶ(45)が17日、都内のホテルで行われた鈴乃屋主催「第57回清鈴苑きものショー」に出演した。

 学生時代に母の富司純子(72)と一緒に出て以来26年ぶりの出演。振り袖1着、訪問着2着の姿を披露したが、「きものを着ると、とても背筋が伸び、違う自分に出会える」とすがすがしい表情を見せた。

 来年2月には、故蜷川幸雄氏演出の「海辺のカフカ」パリ公演(国立コリーヌ劇場)が控える。「パリで生で自分の芝居を見てもらうのは初めて。挑戦になる」と半年後に迫った晴れ舞台に向け、気持ちを新たにしていた。