モーニング娘。’18の飯窪春菜(23)が17日、9月22日から始まる秋のコンサートツアーを最後にグループを卒業すると、所属事務所の公式サイトを通じて発表した。卒業後はソロで芸能活動を続ける。

 昨年、グループが結成20周年を迎えたのを機に、自分の将来についても考えるようになったという。サイトでは「自分がいま一番挑戦したいことは何か。そう考えた時に挑戦したいことがたくさんありました。私は今年、24歳になります。自分の挑戦したいことを成し遂げるために、このタイミングでソロになって、もっと色々なことにチャレンジしたい」(原文まま)とコメント。今春ごろからスタッフに相談していたという。

 飯窪は11年、10期メンバーとして石田亜佑美(21)、佐藤優樹(19)、工藤遥(18=卒業)とともにモー娘に加入。舞台やドラマなど幅広く活動し、13年にはサブリーダーに就任した。現在グループ最年長で、まとめ役も担いながら、活動の幅を広げるために独り立ちする決断をした。「歌とダンス以外にも、お芝居が好き、ラジオで喋(しゃべ)る事が好き、漫画を紹介することが好き、ファッションが好き、海外が好き、人と関わることが好き、やりたいことがたくさん、夢も、本当にたくさんあるのです。欲張りなのは分かってます。でも、これを全部、好きだと知ることができたのはモーニング娘。があったからです」と、グループへの感謝を口にした。ファンには、「残りの時間、メンバーやファンの皆さんとの時間をさらに大切にして『モーニング娘。』という思い出のアルバムを増やしていきたいです」と誓った。

 飯窪の卒業で、モー娘は11人となる。