女優青野楓(25)が20日放送のフジテレビ系連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(月曜午後9時)にゲスト出演する。12年にフジテレビ系「めざましテレビ」の“イマドキガール”としてリポーターを務め、その後はファッション雑誌のモデルとしても活躍した。小学1年から始めて初段の空手を生かし、14年6月には映画「ハイキック・エンジェルス」で女優デビュー。アクションから頭脳派まで、活躍の場を広げている。

 青野が演じるのは、犯罪を未然に予測する「ミハンチーム」に割り出された危険人物・新谷啓一の妻・新谷涼子。ミハンチームは、涼子も犯罪に関わっているのか潜入捜査をしていく中で、新谷夫婦を取り押さえに行く。ここで青野は、ミハンチームの小田切唯を演じる本田翼(26)と、激しいアクションシーンを見せる。空手・黒帯の青野の本格的な体さばきと、いままでのきゃしゃイメージを打ち破る本田の戦いに注目だ。

 青野は「ファンの方がたくさんいらっしゃるシリーズものに出演することに、プレッシャーもありますが、素直にうれしかったです。アクションがあると聞いていたので、台本が届くのを心待ちにしていました」。フジテレビの看板ドラマ枠「月9」出演については「月9ドラマと言えば、みんなが見ているイメージ。さらに、昔から刑事ドラマに出ることが夢でした。欲を言えば犯人と戦って捕まえる刑事役をやってみたかったんですが、犯人役もなかなかできないので、こちらも楽しんでやりました。今回は『月9ドラマ』+『刑事もの』+『アクション』と私が好きなものが3拍子そろっていて本当にうれしいです」と笑顔を見せている。

 アクションシーンについては「蹴りのシーンが多かったのですが、ハイキックが得意なので、自分の得意分野を生かせたと思います。でも、元々フルコンタクト空手をやっていたため、蹴るときの体の芯が安定してしまっているので、リアルな戦いをみせるためにわざと崩すということが難しかったです。テレビドラマでは、激しいアクションをあまりやったことがなかったので、知らない人が見てびっくりしてくれるといいなと思います」と話している。