NEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)の第7話視聴率が8・3%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は、7・1%、第2話6・7%、第3話は6・3%、第4話は6・1%、第5話は7・9%、第6話5・8%で、自己最高視聴率を記録した。

同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

加藤のゴールデン・プライム帯主演は、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)、ゼロをしのぐ頭脳を持つミステリアスな中学生標(しるべ)を佐藤龍我(15)が演じる。

第7話は、極悪非道なMC小太郎(手越祐也)が進行する「ジ・アンカー」に挑戦するゼロ、ヒロシ(岡山天音)、ユウキ(小関裕太)は絶体絶命のピンチに直面していた。それでも仲間を励ますゼロが気に入らない小太郎は、理不尽にゲームを進行する。やがて、アンカーがヒロシの額をかすめる。どんなむちゃな問題でも正解に近づいてくるゼロに焦る小太郎。その焦りを峰子に見抜かれ、絶対に解答不可能はスペシャル問題を出すと息巻く。

一方ゼロは、どうやっても勝てないように操作されていることに気付く。これまで、どんな状況でも諦めなかったゼロが初めて希望を希望を見失う、という内容だった。