千原兄弟の千原せいじ(48)が、お笑い芸人に品行方正さを求める世間の風潮に「ちゃんとでけへんからテレビに出る仕事にしたんや」と反論した。

せいじは30日放送のTOKYO MX「ひるキュン」に出演。芸能人の不倫報道が世間の大きな関心を集める昨今の風潮に、「そもそも学校にもろくすっぽ行ってないから芸人になったんですよ。なんとか吉本興業で飯食えるようになったのに、今、ちゃんとせなと思って人生最大のストレス。やれ『時間通りに来い』とか、やれ『こんな発言をするな』とか、ルールがありすぎて。そもそもルールなんて守られへんから、高校時代も停学8回なってますねん。それをなんとか持ち前の明るさで乗り切ってきたのに」とボヤいた。

さらに「テレビの世界なんてファンタジーだと思ってたのに、まったくファンタジーでもなんでもない。今となってはただただ出ただけ損」とボヤキは止まらず、『テレビに出てんねんからちゃんとせな』って(言われるけど)、『いやいや、ちゃんとでけへんからテレビに出る仕事にしたんや』って言いたい。なんにもできないからここにいるんだよ、僕は」と訴えた。