ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニー(76)が、故ジョン・レノンさんとの驚きのエピソードを明かした。

今月、17枚目のソロアルバム「Egypt Station」をリリースしたマッカートニーは米誌GQのインタビューで、10代の頃、レノンさんと一緒にマスターベーションをしたことがあると告白。

「ジョンの家に友人らと集まった時のことさ。酒を飲んでパーティーをしていたわけでもなかった。ただ皆でイスに座っていて、灯りは消えていた。誰かがマスターベーションをし始めたので、僕たち皆でそうしたんだ」と語った。

当時はアダルトビデオをネットで観れる時代でもなく、皆で美人女優の名前を呼びながら、想像をかき立てていたという。「誰かが“ブリジット・バルドー!”と叫ぶと、皆も“ウォー!”と言いながら、盛り上がっていた」と語ったが、いたずらっ子のレノンさんが「ウィンストン・チャーチル!」などと言い、雰囲気を台無しにする一幕もあったらしい。

マッカートニーは、「当時はそんな思い出が1度か2度あったが、たいしたことではなかった。誰でも子供時代を振り返れば、信じられないことをやっていたと思うものさ。誰を傷つけたわけでもなく、害のない楽しみだった」と、今は亡きレノンさんとの古きよき時代を振り返った。(ニューヨーク=鹿目直子)