全米オープンでテニス界の女王セリーナ・ウィリアムズを破り、優勝した大坂なおみ(20)がこのほど、米人気トーク番組「エレンの部屋」に出演した。

司会のエレン・デジェネレスに、憧れの俳優は誰かと聞かれ、映画「ブラックパンサー」(2018年)などで知られるマイケル・B・ジョーダンと答えると、エレンが「今すぐ、彼にメールして欲しい? 彼にあなたと会うように言っちゃうけど?」とキューピッド役を買って出た。

大坂は、恥ずかしそうに「いいえ、メールしなくていいわ。ありがとう!」と辞退するも、エレンはその場で大坂とのツーショット・セルフィーを撮影し、さっさとジョーダンに送ってしまった。

大坂は、「私はこんな風にストレスを感じるには、若すぎるわ」と困惑した様子だったが、エレンは耳を貸さず、番組終了後、ジョーダンからのビデオ・メッセージをツイッターで公開した。

ジョーダンはビデオの中で大坂に向けて「僕からの愛とサポート、祝福を送らせてもらうよ。君がスポーツに賭けた努力、血と汗と涙を、人々がついに目にすることができたことを忘れないで。大いに誇りに思うべきだ。僕も含め、みんなが応援しているから、素晴らしいままでいてね」とメッセージを送った。

大坂はツイッターでロケットの絵文字とともに「オーケー。地球を去る時が来たみたい。恥ずかしさが、とんでもないレベルまで達したわ」とメッセージした。(ニューヨーク=鹿目直子)