関ジャニ∞の丸山隆平(34)が、スペシャルドラマ「誘拐法廷~セブンデイズ~」(テレビ朝日系、10月7日午後9時)で、主演の女優松嶋菜々子(44)と初タッグを組むことが17日、分かった。

今作は、韓国映画で大ヒットした「セブンデイズ」の日本版。丸山は、娘を誘拐された敏腕弁護士芽依子を演じる松嶋と、コンビを組む弁護士宇津井役。役作りのために、人生初のヒゲをたくわえた。

初の弁護士役の丸山は「現職の弁護士さんにレクチャーを受けて、裁判も民事と刑事の両方を傍聴しました。ヒゲは、昔からの友人には似合わないと一刀両断されましたけど、役のために !  と強い気持ちで」と、訳を説明した。

初共演の松嶋は、若いころからテレビで見ていた大女優で「お会いする前は構えていたんですが、撮影合間にご家庭のお話もうかがって『お母さんなんだなぁ』と心が和らいで、ぐっと身近な存在に感じました。いい共演ができてる感覚があります」と、手応えをつかんだという。

一方の松嶋は、以前から丸山をテレビで見て、人柄が良く心が広そうと感じていた。実際に共演すると「撮影合間によく健康情報の交換などの雑談をしていました」と交流も深まり、衝撃的な結末まで、ともにいいリズムで撮影を進められたと振り返った。

最後まで敵か味方か分からない、つかみどころのない弁護士役。横地郁英プロデューサーは「丸山さんに、人の良さの裏側にえたいの知れないブラックなものを感じさせてもらえたら面白いと思い、オファーしました」と話す。見た目も役柄も、従来のイメージと変えてきた丸山に、期待がかかる。