元AKB48渡辺麻友(24)が19日、東京・神宮球場で行われたプロ野球ヤクルト-阪神戦で、始球式に初挑戦した。この日の試合はこの日から配信された「ヤクルトのはっ酵豆乳」のウェブ動画に出演している。

試合は「『ヤクルトのはっ酵豆乳』ナイター」と銘打たれ、「ヤクルトのはっ酵豆乳」6000個が入場者に配られた。

始球式を終えた後、報道陣の取材に応じた。AKB48の先輩で女優の前田敦子(27)が今年7月に俳優勝地涼(32)と結婚し、今月15日に妊娠を発表したことを受けて、「うれしいです」と喜んだ。「前田さんは、現役時代もAKBの顔として私たちをググっと引っ張ってくださいましたし、卒業してからもいろいろな活動や、ご結婚、ご妊娠ということで、常に先陣を切って、後輩たちが進む道を明るく照らしてくださいました」と笑った。

卒業後は前田と会う機会が少なく、「まだ直接は(お祝いを)伝えることができていないのですが、タイミングがあれば」と話した。前田への祝福メッセージを求められると、「前田さん。ご結婚、そして妊娠されたということで、本当におめでとうございます。私もうれしく思っています。これからも幸せに、温かい家庭を築き上げていってください」とカメラ越しに伝えた。

始球式では、「ライアン」こと小川泰弘投手をほうふつとさせるダイナミックに左足を上げるフォームで、ツーバウンド投球を決めた。投球を振り返って、「人生初めての始球式で、緊張しすぎて頭が真っ白で、投げる前後の記憶が残ってないです」と明かした。「この日のために1週間、毎日寝る前に素振りをしたり、昨日も何時間も練習しました。反省点はありつつも、大きく横にそれることはなかったからそれはよかったのかな、と思います」とホッとした表情だった。自己採点は53点だという。