俳優佐藤健(29)と高橋一生(37)が20日、東京国際フォーラムで行われた、映画「億男」(大友啓史監督、10月19日公開)の完成披露試写会に出席した。

宝くじに当選し3億円を手にした男(佐藤)が、その金を持って逃走した大学時代の友人(高橋)を捜しながら、幸せとは何かを見つける物語。

「3億円が当たるようなラッキーな出来事」を聞かれた佐藤は、「いちばん最近ラッキーだと思ったこと」として、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で演じる律と、TBS系連ドラ「義母と娘のブルース」で演じた麦田の役柄が正反対だったことで、自身の評価が急上昇していることを挙げた。

「NHKの朝ドラとTBSのドラマを同時期にやらせていただいて、役柄が違うというだけで、謎の評価をもらえるんです」と話し、「僕らからすると当たり前だけど、『棚からぼた餅』的な評価をされて、ラッキーだと思いました」と、役者として当然の仕事をしただけで評価が上がったことを喜んだ。

共演の黒木華(28)池田エライザ(22)沢尻エリカ(32)北村一輝(49)藤原竜也(36)も登壇した。

佐藤は、同じ質問で解答に悩む沢尻エリカに、「その顔で生まれてきたこと、って言えばいいじゃないですか」とニヤリ。沢尻は「うまいね。さすが。ありがとう」と笑っていた。