野村周平(24)が主演した映画「純平、考え直せ」(森岡利行監督)が22日公開され、都内で舞台あいさつが行われた。

新宿・歌舞伎町のちんぴらを主人公に純粋な男の生き様を描いた作品。共演の毎熊克哉(31)から「野村君は素顔もひと昔前の男で意外な感じでした」と振られた野村は「平成に似合わない男だと自分でも思っています」とこれまでのイメージを覆した。

野村と激しいラブシーンを演じたのは柳ゆり菜(24)。森岡監督が「ゆり菜の根性には驚かされた」と振り返る熱演で、自身も「この作品に私のすべてを懸けました」と言い切った。

作品ではSNSの浸透が主人公たちと対極に描かれる。野村は「僕自身、いつの間にか悪口を書かれてしまうSNSにはひと言いいたいけれど、今日に限っては、みなさんSNSでこの映画のことを拡散して下さい」と笑わせた。