乃木坂46の若月佑美(24)がグループから卒業することが1日、分かった。公式ブログで発表した。乃木坂46としての活動は11月いっぱいで終了する予定で、卒業後も引退せず、芸能活動を続ける。

ブログは、「あふれる想いが膨大過ぎてどうまとめたら良いのかいまだ分からず、いろいろと抜け落ちた文になっていることをお許しください」と前置きから書きだした。「さて、乃木坂46に入って7回目の夏が過ぎ…4期生という新しい風も吹き込み、3期生が育ち、時代がまた1つ変わろうとしていますね」とグループの現状を説明し、「それを素直にうれしいと思った自分がいた事が一番の理由でしょうか。やりきったかなと」と心境をつづった。

「乃木坂46は私の人生を変えてくれました。『変わってしまった』ではなく『変えてくれた』がぴったりです。将来の目標もなかった私に夢もくれました」と伝え、ファンやスタッフ、グループにも感謝した。そして「私、若月佑美は乃木坂46を卒業します。乃木坂46でいただいたものを糧に次の夢に向かおうと思います」と卒業を発表した。

「活動は(西野)七瀬より少し早い11月いっぱいまでの予定です」とした。先月年内いっぱいでの卒業を発表した同期の西野七瀬(24)よりも早くグループから去ることを告げた。詳細は未定だが、ファンに直接あいさつする機会も設ける予定だという。「スタッフさんと長い期間かけて何度も何度も考え、話し合いをさせていただいた結果、この時期での卒業となりました」と説明した。

今後については、「私にはかなえたい夢があります。頑張らなければいけない。ここからもっとです」と宣言し、「大好きな皆様、良かったらこれからもよろしくお願いします!!! まだまだ皆さんに応援していただく気満々ですから!笑」と伝えた。引退はせず、芸能活動を続けていく。

若月は、11年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格。12年8月の3枚目シングル「走れ! Bicycle」から全シングルで選抜入りを続けている人気メンバーだ。グループの中でも特に女優としての仕事が多く、今月14日から放送開始の日本テレビ系ドラマ「今日から俺は!!」にレギュラー出演し、11月18日からは舞台「鉄コン筋クリート」に主演する。卒業後も女優業を中心に活動していくとみられる。