俳優川崎麻世(55)が、妻でタレントのカイヤ(56)に対し、東京家庭裁判所に離婚を求めた裁判に関するマスコミの取材に自粛を求めた。

川崎は10日更新のブログで「ファンの皆様、関係者の皆様にも大変ご心配をおかけして申し訳ございません」と騒動を謝罪。「重ねて、マスコミの方々にお願いがあります」とし、「近隣の方々、周囲の方々にご迷惑がかかりますので、これ以上の取材はご遠慮いただきますようお願い致します。よろしくお願いします」と呼びかけた。

2人は90年に結婚。一時はカイヤの鬼嫁キャラや、川崎の恐妻キャラがバラエティー番組で話題になったが、ここ数年は別居していた。互いに異性関係が報じられることもあったが、婚姻関係を続けてきた。関係者によると、2人の子供が成人したこともあり、川崎が離婚調停を起こしたという。だが、不調に終わり、今度は東京家裁に裁判を起こした。川崎に近い別の関係者によると「別居はもう14年にも及び、子供も成人した。もう離婚した方がお互いのためにもいい」などと主張しているという。

一方、カイヤ側も、基本的には離婚に同意しているという。ただ、関係者によると「これまで川崎の女性関係に目をつぶってきたのだから、それ相応の慰謝料を求めている」という。これに対して川崎側は「養育費を含めて、金銭的には十分支払ってきた」と主張しているようだ。今回の離婚訴訟は、慰謝料を巡る金額が争点になっている。