美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)が、民進党に所属していた大西健介衆院議員(47)の発言で名誉を損なわれたとして損害賠償などを求めた裁判で、「負けたら最高裁」と徹底的に争うと明言した。

高須氏は1日更新のツイッターで、控訴審を前に担当裁判官から和解勧告が来たことを明かし、「わかりました。僕の和解条件は『大西健介代議士が僕に直接謝罪すれば和解する』だけです。謝れば全て許す。僕は寛容だよね」としていたが、翌2日には「謝らないんだってさ」と、和解の件で双方の代理人同士がやりとりメールの文面を公開し、大西氏側が謝罪を断ったため、和解が成立しなかったことを報告していた。

高須氏は11日、「11月1日は民進党に対する『イエス○○クリニック』裁判高裁結審」と日程を報告するとともに、「万が一だが、負けたら最高裁だ」とキッパリ。判決後に結果を報道陣等に示す「判決等即報用手持幡」の写真を示し、「判決に不満があったらこんなふうにするのがお約束かな? 僕はお習字苦手。困った。なう」と敗訴を想定していることもうかがわせた。