NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の脚本を手掛けた北川悦吏子氏が、同ドラマの評判について「そんなに賛否両論だったのか」とあらためて認識したことを明かした。

北川氏は15日、ツイッターを更新。街中で同ドラマを見ていたというファンから「北川先生ですよね! 見てしましたあああああっ。私、毎日10分前に起きて正座して見てました。賛否両論ありましたが、そんなの全然っいいんです! まるっきり関係ない! ものすごく好きです!」と熱い言葉を掛けられたことを明かした。

同ドラマ全156話の平均視聴率は21・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、同枠としては6期連続となる20%の大台突破。朝ドラらしからぬ衝撃的なセリフが飛び出すなど物議をかもすシーンも多く、ネット上では賛否を呼んだ。

8月1日に放送された第105話では、ヒロインの鈴愛(永野芽郁)が映画制作の夢を追いかける夫の涼次(間宮祥太朗)から「別れてほしい」と離婚を切り出され、涙を流しながら「死んでくれ」と怒鳴るシーンが話題となったが、北川氏は当時ツイッターで、批判の声に対し「私も現場も納得してやってることです。覚悟は出来てます。北川さんの船に乗ったんです! と、何度も言われました。(数字がこんなに取れるとも思ってなくて、数字取れなくてもやるぞ! な勢いでした)」と説明していた。

そのほかにも、ドラマ内容や急展開の手法で賛否を呼んだ同ドラマだが、北川氏はファンからあらためて知らされ「涙出そうな勢いで言われてそんなに賛否両論だったのか、と思いました」とつづった。