俳優高橋克典(53)が16日、東京・渋谷のNHKで、来年1月3日にEテレで放送する「第62回ニューイヤーオペラコンサート」(午後7時)の記者会見を行った。司会を務める。

高橋は両親とも音楽家で、17年からEテレ「ららら♪クラシック」(金曜午後9時30分)の司会を務めている。

「両親がクラシック畑にいて、子どものころからクラシックは耳になじんでいた。でも、威厳が鼻について抵抗があった」と告白。だが、年齢を重ねて、「ららら-」の司会をするようになって、あらためて聞いてみると「クラシックが面白い。魅力的に思えてきた」という。

「僕の感覚がお茶の間に近いはず。この番組を華やかな19年の幕開けにしたい」と意気込んだ。そして、収録番組の「ららら-」と異なり、「生放送なので、リアクションや言葉に気を付けたい」と気を引き締めた。

高橋は毎年1月3日、箱根駅伝で4連覇中の母校・青山学院大学を街頭などで応援することが恒例になっている。「原(晋)監督には『来年は仕事が入っちゃった』と伝えました。(1月3日は)夜の祝勝会には行けるスケジュールにしていますので、駆けつけたいと思っています」と、母校の5連覇に期待を寄せていた。

番組は「クラシック界の紅白」と呼ばれ、その規模と注目度で日本最大級のオペラコンサートとして知られている。