大手芸能事務所・アミューズが、創立40周年記念で人気雑誌「BRUTUS(ブルータス)」(マガジンハウス)とタッグを組み、2018年会社案内を作成したことが16日、分かった。「BRUTUS」が芸能事務所とタッグを組み、特別編集号を作るのは初めてとなる。

異色の会社案内は全100ページ。アミューズの40年の歴史を数々の企画で振り返るほか、所属アーティストやマネジャーの仕事など、エンターテインメントあふれる会社案内に仕上げた。

デビュー40周年のサザンオールスターズ桑田佳祐(62)が今年のデビュー日当日に、全社員に向けた感謝のメッセージを掲載。福山雅治(49)がデビュー当時の写真など貴重な資料も掲載した。福山は「アミューズはサザンオールスターズも所属している。オーディションにひっかかれば音楽ができるかもしれないと。それが始まり」などと、デビューのきっかけなどを明かしている。

また、吉高由里子(30)が企画「私的・マネジャー論」で、理想のマネジャー像を演じている。理想のマネジャー「実直で愛嬌(あいきょう)のある人」として、「朝のお迎え」シーンでは、メガネをかけたスーツ姿で、車の運転席でタレントを笑顔で迎える写真も掲載されている。

吉高は「実は10代のころに、マネジャーをやってみたいと思った」とマネジャー志望だったと話している。さらに、歴代マネジャーに引き継がれる吉高の取扱説明書「マル秘吉高ノート」の存在も告白。「内容は絶対に見せてもらえないんです」と明かしている。

アミューズ「2018年会社案内」の一般発売はなく、一部がアミューズ公式HP(http://www.amuse.co.jp/)上で今日17日から公開される。