19日放送のテレビ朝日系人気アニメ「クレヨンしんちゃん」(金曜午後7時30分)で、主人公の野原しんのすけと体操日本代表の白井健三(22)が初共演することが16日、分かった。

29日に開幕し、同局で6夜連続放送される「世界体操ドーハ2018」とのコラボ企画で、白井はショートストーリー「白井選手ガンバレ!だゾ」に登場する。床のスペシャリストである白井がこの放送のためにオリジナルの新技を考案し、しんのすけギャグ“ケツだけ星人”を取り入れた“おしりぷりぷり後方2回宙返り4回ひねり”を伝授するという内容だ。しんのすけは最高ランク“I難度”の技に挑戦する。

「世界体操」を控える白井をしんのすけが激励に訪れ、2人は初対面を果たした。小さい頃から「クレしん」ファンの白井は、「憧れのオリンピック選手に会ったような気分です。それくらい、僕にとってはヒーローなんです!」と大喜び。「子どもの頃から感動と笑いをたくさんもらったアニメなので、今回しんちゃんに会えて本当にうれしかったですね!」とコラボ実現を喜んだ。放送されるショートストーリーについて「しんちゃんと体操、それぞれのいいところを子どもたちに見つけてもらいたいなと思います」と話している。

まもなく迎える「世界体操」に向けても気合十分。今大会は東京五輪の団体出場を懸けた戦いとなるが、「自分たちのできることをやれば出場権が取れるレベル」と自信を持つ。「自分たちが笑って終われるような演技と結果を残してきたい」と全力を誓った。