タレント、所ジョージ(63)がMCを務めるフジ系新番組「新説!所JAPAN」が、22日午後10時からスタートする。

世界と比べて非常に個性的な日本の特徴にまつわる謎を多彩なスペシャリスト「JAPANツウ」の解説を交えながら解き明かしていく知的バラエティー。好奇心の塊である、MCの所がさらけ出す本音にも注目。

記念すべき第1回は、日本の至る所に存在する「美容院」と日本人が大好きな「マグロ」の謎を取り上げる。

好きなすしネタランキングで、断トツ人気を誇るマグロ。日本の年間消費量は世界の漁獲高の5分の1で、握りすしに換算すると国民1人あたり年間181貫も食べている計算になる。

「JAPANツウ」には日本一の鮮魚店とも評される「根津松本」の店主、松本秀樹氏が務めた。

所は「自分の番組でなんですけど、あんまり(マグロ)食べないんですよね。おいしいと思うけど、『明日も食べたいな、その次の日も食べたいな』ってほどじゃない」と初回から本音できっぱり。しかし、日本人のマグロ好きの謎を解くためのキーワードが海のない「山梨県」にあると聞くと、「関係ないんじゃないの!? マグロのイメージが無い」とさっそく興味津々で聞き入った。

さらに、100年前には名前が無かったという高級部位の「トロ」。その意外な名付け親とともに、当時のエピソードが明らかになる。

美容院の謎では、カリスマ美容師の宮村浩気氏が「JAPANツウ」で登場。大都会よりも人口あたりの美容院の数が多い秋田県で、最も人口が少ない上小阿仁村(かみこあにむら)を取材。スタジオでは、所が美容院との関わりと髪の毛事情を明かす。

初回収録を終え、所は「新番組はね、やっぱり楽しいよ! 手ごたえが全部初だから。できるだけ、ふざけてやりたいです」。続けて、「茶の間の人に、『どうしても見てくださいよ! 』という気持ちは無いんです。ただ、ある程度のいろんなことを耳に入れておいた方が、楽しく暮らせるんじゃないかなと思う。自分はあまのじゃくだからね。枠を超えて、嫌われないぎりぎりを攻めたいね」とこれからの抱負も述べた。