モデルでタレントの藤田ニコル(20)が、自身の発言が誤解され「痴漢を擁護している」などと批判を受けた騒動について、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」のコメンテーターとしても知られる田村勇人弁護士が自身の見解を示した。

藤田は10月29日にツイッターで東京・渋谷のハロウィーンの騒動に言及し、自身も高校時代に痴漢被害に遭っていたことを告白したが、「まあ仮装してるから自分のせいなんだけど」とした発言が一部で痴漢擁護と受け取られ、批判の声があがっていた。

田村弁護士は1日更新のブログで、藤田へのバッシング騒動に言及。「痴漢被害者に落ち度がないのはもちろんですが、被害者だったニコルさんに対してバッシングするのは間違っていて、ニコルさんには『そんなことない。痴漢が卑劣なだけで、あなたは悪くないよ。』と言ってあげるのが被害者に対する対応じゃないでしょうか」とネット上の批判にくぎを刺した。

続けて「また、仮にニコルさんが被害に遭っていなかったとしても、『被害者は悪くないんじゃないですか?』と問いかけをするのが建設的な相手に気づきを与える対応です。たたいても社会全体の認識はレベルアップしないばかりか分断を招くだけです」と指摘。「ニコルさんへのバッシングは、たたきたいから始まってるだけのように感じます」と私見を述べた。