アンジェリーナ・ジョリー(43)とブラッド・ピット(54)が、来月4日から開始する親権裁判で争う予定であることが明らかになった。

米情報サイトTMZの報道によると、ジョリーとピットは共同でロサンゼルス上級裁判所に申請書類を提出し、臨時で任命した裁判官の助けを借りて、来年6月までの間、離婚について詳細に議論できるよう要求。このため、審理は法廷ではなく、一時的に決められた裁判官の前でプライベートに行われるという。

ジョリーは6人の子供たち、マドックス(17)、パックス(14)、ザハラ(13)、シャイロ(12)、双子のヴィヴィエンヌとノックス(10)の単独親権を、ピットは共同親権を求め、争うことになるが、2、3週間にわたる審理の後、裁判官が判断を下すと見られている。

同サイトによると、裁判官は親権の他、財産に関する取り決めも処理することになるが、2人は婚前協約を交わしておらず、莫大なピットの資産をめぐり、争う可能性もあると報じている。

ジョリーが2016年、突然の離婚申請に踏み切って以来、泥沼の親権争いが続いていた2人だが、今年の夏の終わりに、暫定的な親権の取り決めで合意したとも報じられていた。しかし、離婚へ向けて決着をつけるべく、ついに親権裁判に突入したようだ。(ニューヨーク=鹿目直子)