今月19日に、京都・平安神宮の境内にある商業施設「京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)」の2階に、秋元康氏が総合プロデュースする新劇場「京都SUSHI劇場」が開業することが8日、分かった。秋元氏が、こけらおとしから今月にプロデュースする公演タイトルは「寿司は別腹」。

「握りますか? 日本」というキャッチコピーを掲げて、専属パフォーマンスチームのタコ組とイカ組が、80分間ノンストップでパフォーマンスを披露する。発表された内容の中には、「伝統芸能、忍者、芸者、寿司、戦隊ヒーロー、ヲタク、サラリーマン。日本を代表するクリエイター陣が、京都SUSHI劇場に集結!」と記されている。

関係者は「京都に通い慣れた日本人も、何度も来日している外国人も、全部を見て知った気になっているかもしれませんが、このショーを見たら新しい感覚になると思います」とコメントした。

京都・時代祭館 十二十二は、十二十二(トニトニ)は、1895年(明28)から続く京都三大祭の1つ「時代祭」を通じて、京都の文化をより広く伝えるために、昨年12月に平安神宮の境内に誕生した文化商業施設。運営会社・京都平安プロパティの高野瀬卓治代表取締役は「この『十二十二(トニトニ)』から独自の日本エンターテインメントを発信できないかと考えていた際、ご縁があり、秋元康先生とご一緒する機会をいただきました。この『京都SUSHI劇場』の公演を皮切りに、新たな京都の文化・芸術・観光の情報発信拠点となるべく、まい進してまいります」とコメントした。