歌手杏里(57)が10日、東京・六本木のマハラジャで、100人を集めてファンクラブイベントを行った。

デビュー曲「オリビアを聴きながら」を含むデビューアルバム「杏里-apricot jam-」を発売したのが、ちょうど40年前の78年11月21日。「40周年、おめでとう!」というファンの祝福の声とともに、メモリアルケーキを手にした杏里は満面に笑みを浮かべた。

ファンの質問に答えた杏里は「デビューアルバムは16歳の時にロスでレコーディングしましたが、なぜかエアチケットがダブルブッキングになってまして」と笑いながら、デビュー当時を振り返った。

今年8月1日には、通算26作品目で初のセルフタイトル・アルバム「杏里」をリリース。「ズバリ、私の原点である80年代のワクワク感が前面に出た作品。40周年は、私にとって通過点です」と、今後の飛躍を誓った。