ぼうこうがんの検査入院のため先週1週間、キャスターを務めるフジテレビ系の情報番組「とくダネ!」(月~金曜午前8時)を休んだ、フリーアナウンサー小倉智昭(71)が12日、生放送で復帰した。

青いスーツ姿で、伊藤利尋アナ、山崎夕貴アナと登場した小倉キャスターは、冒頭に「先週はお休みをいただきました。どんな手術ができるかの検査だったんですが、無事に思った通りの手術ができそうです。11月の下旬になると思います」とあいさつした。

「たくさんの激励のメール、手紙をいただきましてありがとうございます」と感謝。そして「休んでいる間に、あまり小倉の名前を出さないでほしい。特に古市君」とコメンテーターで社会学者の古市憲寿氏を名指して「点滴している手がピクン、ピクンと動くから」と笑った。

小倉キャスターは、16年5月にぼうこうがんの手術を受けていた。その際は1週間の休みで復帰したが、筋肉質まで入り込んだ浸潤がんは切除し切ることができず、医師から全摘を勧められていたという。ぼうこうを温存するために、免疫療法などを行ってきたが、今夏に激しい出血があり入院して止血手術を受けた。