「過労と蓄積疲労」による休養が発表された浅草キッドの水道橋博士(56)が編集長を務めるメールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」が、編集長不在のまま発行を続けることが12日までに分かった。編集者の原カントさんは、10日に発行した最新号で、読者に「休刊も考えたのですが、いけるところまで続けることにしました」と説明している。

「水道橋博士のメルマ旬報」は、博士を含め40人規模の執筆陣を有する国内最大級の有料メールマガジン(定期購読料月額500円)。原さんは、立ち上げ当初から約5年にわたり編集に携わってきた。

最新の173号で原さんは「本誌編集長の水道橋博士が、過労による体調不良のため、主治医よりしばらくの間の休養が必要、との診断を受けました。そのため、博士さんはしばらくの間、完全休養に入ります」と現状を説明。「昔から『雑誌は編集長のもの』と言われます。編集長が不在になった以上、休刊も考えたのですが、やはりいけるところまで続けることにしました」とした。

「実は、博士さんから今年の7月頃に『メルマ旬報は原くんにまかせます』とのメールをいただきました」とも明かし、「なので、僕の好きにしたいと思います。採算面で会社の偉い人から『やめろ』と言われるまで続けたいと思います」。博士について「あまりにも不器用で、自分より他者を尊重する場面を見てきました」とし「博士さんに少しでも関わっていたいので続けます。読者の皆さまも水道橋博士のファンの方だと思うので、もしよろしければしばらく一緒してください」と決意を語っている。次号は11月20日発行という。